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2010年5月14日 (金)

メイキング・オブ・24


 これブックオフで105円で買ったんだけど、真面目に定価で買うと940円もすんのね。

 世間より遅れてブームが来ることのメリットってこういうことだよなあ。

 これ文庫なんだけど、すごい分厚くて充実の内容。主にはクルーとキャストのインタビューで構成されているんだけど、各シーズン、各話(Season5まで)の解説までついてくる。白黒だけど写真もある。(冒頭の何枚かはカラー)

印象に残った話をかいつまんで書くと
・ジャック・バウアーを誰にするか、という話については脚本か監督周りの誰かが「キーファー・サザーランドはどう?」っつって決まったらしい。ちなみにその頃のキーファーさんは俳優業をお休みしてカウボーイやってた…
・トニー役のカルロス・バーナードは元はジャック役の候補だった。
・ミッシェル役の人はニーナ、ケイト・ワーナーの候補だったが、後に彼女用のキャラとしてミッシェルが作られた。
・24に衣裳係は存在する。摩耗や被弾(血のりがつく)に備えて、同じ服を何枚も揃えるそうだ。ちなみにオーディション数時間後で撮影に出たニーナ役の人は私服で出たため、その服を後から複製したという。あと、ヒールをはいた人は後々苦労するらしい。(走らされたりするから)
・過去の台詞の全てを暗記しているブレインがいるらしい。整合性を取るためにいろいろな人が彼女に質問するらしい。
・小道具係の人は、出演者別にタッパーを用意してそこに小道具を入れておくそうだが、俳優によっては撮影するとそこらに捨ててってしまう人もいるので、回収するそうな。
・脚本は書き変わる度に紙の色が変わる。
・F18戦闘機はマジで本物を飛ばしたらしい。
・出演者に使う銃を選んでもらうため、銃を調達する係の人がいたらしいが「帰りの車の中を見た人はびっくり仰天するだろうね」。ちなみに後にデジカメ撮影して本物を持ってこなくてもよくなった。
・セットの中でジャックが持つ銃は本物。なのでキーファーさんがセットの外に出ていこうとすると小道具係があわてて回収に来る。
・ドナパパ(ドナルド・サザーランド=キーファー・サザーランドのパパ)は「映画俳優はテレビには出ないものだし、テレビ俳優は映画には出ないものだ」と言ったらしいが24の大ファン…。
・ドナパパは結構息子に助言をしている。(息子が生かしたかどうかは別として)
・Season1は夜中から始まるが、物凄く大変(時間との勝負)になるということが分かり、以降のシーズンではたいていが朝から始まっている。
・何がしたかったんだか不明だが、トニー役のカルロスさんがニワトリのコスプレをして出てきたことがあるらしい…つかどこで買うんだそういうものを…
・クロエ役の人は元々コメディアン。火吹き芸とかもやってたらしい…
・キーファーさんは基本的にノースタント。
・シーズン通して契約をするのは各シーズンだいたい5~6人。
・パーマー上院議員(大統領)の役の人がモデルにしたのは、ジミー・カーター、コリン・パウエル、ビル・クリントン。
・キム役の人は自分でもキムにイラつくらしい。「私だったら絶対あんなチョイスはしない」
・キーファーさんが初来日した時の記者会見では、終始煙草を吸ってたらしい。「ヘビースモーカーなんですか?」と聞かれ「すいませんそうです、吸ってもいいっていうから吸わない手はないと思って」と答えている。自重しる。
・24の関連グッズが最も多いのは日本! ついでアメリカ。
・ドイツではさんざんな一日を過ごしてしまったことを「ジャック・バウアーった」と言うらしい。
・ケータリングにはおやつ専門の人もいるらしい。キーファーさんはポップコーンに塩をふったものが好きなので、おやつやさんがあらかじめ椅子に置いとくらしい。
・キーファーさんは外見が変化しないように体重変動などには気を使っているらしい。
・左耳が難聴のキーファーさんは電話のシーンではつい聞こえる右側に携帯を当ててしまい、「他のキャストの声が全く聞こえない」…
・シェリー役の人は「ビッチって褒め言葉だったのね」と言っている…
・24時間ぶっ通しの物語を作るにあたって、「結婚式」という候補もあったらしいが却下。
・キーファーさん曰く「ぼくくらいの年齢の俳優はキャリアの面でとても難しい時期。高校生や大学生を演じるには老け過ぎているし、かといって重厚な主役を演じるには若すぎる」
・24以前のキーファーさんは悪役ばっかりだったため、悪役俳優というレッテルを張られてしまっていたらしい。

 とまあ、興味深い話が盛りだくさんで面白かったです。とにかくみんな口を揃えて言うことは「先がどうなるか分からないから~」ということ。それに対応していくって大変だよな。どの立場にいる人だってさ。

 24のファンでブックオフで105円で売ってたら是非買いです。損はしません。

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