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2010年6月24日 (木)

ドッグヴィル


 原題は「Dogville」。
 舞台は大恐慌時代のロッキー山脈の廃れた鉱山町ドッグヴィル(犬の町)。医者の息子トム(ポール・ベタニー)は偉大な作家となって人々に彼のすばらしい道徳を伝えることを夢見ていた。

 そこにギャングに追われたグレース(ニコール・キッドマン)が逃げ込んでくる。トムは追われている理由をかたくなに口にしないグレースを受け入れ、かくまうことこそが道徳の実践だと確信し、町の人々にグレースの奉仕と引き換えに彼女をかくまうことを提案する。

 グレースは受け入れてもらうために必死で努力し、いつの日か町の人と心が通うようになる。しかし、住人の態度は次第に身勝手なエゴへと変貌してい く・・・・・・。

 実は今まで意図的に見ていなかった映画だった。なぜならば、この監督、ラース・フォン・トリアーという人の作る映画は鬱映画が多いからだ。
 といっても私は「奇跡の海」と「ダンサー・イン・ザ・ダーク」しか見てないのだが、この二本のいずれかを見た人なら分かってくれると思う、見終わった後非常に憂鬱な気持ちになるのだ。

 これは個人的な解釈だが、女性を神格化している割には傷つけたり試練を与えたり、何様だという感じが否めないのだ。

 なので、このドッグヴィルもきっとそういう映画だろうと(勝手に)解釈して見てこなかった。

 でも、文句言うなら見るしかないので、とりあえず今回見てみた。

 先に上げた二作に比べれば、内容もハッキリとしているし意図もしっかり汲み取れるので悪くはない。しかし見終わった後の気持ち悪さは変わらない。

 舞台はドッグヴィルという小さな村なのだが、地面に白線で家の境界線を書いただけの舞台(他には家具がぽつぽつ置いてあったり)シンプルな舞台、そして登場人物の心情をナレーターが語るという実験的作品でもある。

 重要な部分は全てラストに含まれている。ドッグヴィルという名前も意図的なのだということがこの時判明する。

 面白いか、と聞かれると微妙だ。教訓的な話ではあると思うが。
 見終わっていい気分になりたい人にはおすすめしない。

 ところで、この鬱監督が今度手掛ける映画に、キーファー・サザーランドさんが出ることになっている。

http://www.imdb.com/title/tt1527186/

載ってるでしょ、キャストに。

 どうもこの人の映画でまともな男って少ない気がして、個人的には非常に気になっている。悪役なんじゃないかって気がして。

 確かにキーファーさんは善人やらすと全部ジャック・バウアーに見えるという欠点はあるにせよ、悪人の方が上手なのは確かだ。個人的には納得いかないが…

Dddce007

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