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2010年11月 7日 (日)

【超ネタバレ】「だいたいあってる」約五万五千字で分かるこれまでの「24-TwentyFour-」(前半)

※これはこのエントリの続きとなります。
※MoviesParadise13にて配布した無料本をお持ちの方は同内容ですので、最後の一行だけ読んでください。

24 -TWENTY FOUR- リデンプション [DVD]

24 -TWENTY FOUR- リデンプション [DVD]

価格:1,500円(税込、送料別)

■アフリカで二時間戦うジャック! そしてアメリカでは初の女性大統領が誕生―
□リデンプション

15:00から17:00の約二時間のドラマ。Season6(DAY6)とSeason7(DAY7)の間を橋渡しするストーリー。

 ジャックはサンガラという(注:架空の)アフリカの国にいた。そこでかつての同僚、カール・ベントンと一緒に、孤児や子供たちのための学校を運営していた。

 サンガラはベンジャミン・ジュマ将軍率いる軍によるクーデターが起こり情勢が非常に不安定、かつアメリカが軍事介入をしている状況だった。そんな中、イケ・デュバク大佐率いるクーデターの一味は、少年兵を増やすべく子供を誘拐して次々と洗脳、兵士に変えていっているのだった。

 ジャックの居所は既にアメリカ政府にバレており、行きすぎた拷問などについて公聴会に出るよう召喚状を何度も送られてきていた。だがジャックはそれには応じず、「出て欲しかったらここまで迎えに来い」といった態度だった。

 一方、アメリカでは歴史上初の女性大統領が誕生しようとしていた。アリソン・テイラーである。
 彼女の息子が母の就任式に行く直前、友達から緊急の用事があると電話がかかってくる。その友人は証券会社勤務で、どうも不正行為に加担されたらしいということを告げる。

 前大統領(と推測される、ウエインのその後が不明な為)ノア・ダニエルズは選挙でテイラーに負け(元々勝つつもりはなかったと言っている)、ホワイトハウスを明け渡す段階に入っていた。酒をすすめるダニエルズに断るテイラー。そして核兵器について重要な書類を彼女は受け取るのだった。

 そして多くの国民が見守る中宣誓を行い(これオバマが間違えてやりなおしたやつね)、アメリカ初の女性大統領が誕生した。 

 アフリカのサンガラでは、ジャック達のいるところにもついにデュバク大佐の魔の手が迫っていた。既に子供が一人殺され、一人は怪我を追っていた。
 急いで作っておいた地下のシェルターに子供達を非難させ、コンビで応戦するカールとジャック。ジャックは一端捕まって拷問を受けそうになるがハイパージャック足で首折りタイムを発動、なんとかその場はしのいだが、場所を知られてしまった以上逃げるしかない。カールが保証人となって孤児たちをアメリカに亡命させようと、アメリカ大使館にバスで向かうことになる。

 ところが敵はヘリで追ってきた。バスを捨て、森の中を通って逃げることにする一行。しかし子供を助けようとしたカールが地雷を踏んでしまい、ジャックは解除を試みようとするがカールは行けという。
 敵を引きつけるだけ引きつけて、カールは敵を道連れに死んだ…

 アメリカ大使館前は亡命を求める者たちで溢れかえっていた。ジャックは大使館の役人に子供たちの亡命を訴える。だが役人は、ジャックも一緒にアメリカに行くことを条件として出してきた。仕方なく従うジャック。思わぬ形でアメリカに帰ることになるのだった―

■CTUはもうないからFBIに協力! 死んだ筈のアイツの目的は…
□Season7(DAY7)

 朝8時からスタート。
 とある娘を持つ父親が、娘を車で学校に送りに行っていた。娘は買い与えられた携帯に夢中になり「非常時以外は使うな」と父に注意される始末。と、そこで父の携帯に電話がかかってきて父が出るが反応がない。すると黒いバンが急にぶつかってきて、事故に。バンから飛び出た一味は男をさらって逃げ出すのだった…。

 一方ジャックはワシントン・D・Cで公聴会に出席していた。メイヤー議員と対峙するジャックは弁護士もつけず、「自分の行動には後悔していない」とハッキリと述べる。しかしそこで邪魔が入った。赤毛とそばかすが特徴のFBIのルネ・ウォーカー捜査官(以降ルネたん)。彼女はFBIの捜査の為にジャックを必要としているので連れていくという。なす術もなく、ジャックはルネたんについていくのだった。(1ブロック先だってんで徒歩で)
 ジャックを待つ身のFBIは、今朝がた拉致されたマイケル・レイサムの事件について会議が行われていた。彼はCIPファイアーウォールの設計者で、それは国内の重要なインフラシステムを防御するためのものだった…

 ちゃっちゃと済ませて帰らせてくれ、といった感じのジャックだったが、ルネたんから信じられないものを見せられる。とある事件の容疑者として防犯カメラに写っていた人物写真。それは髪型こそ坊主になっていたものの、死んだ筈のトニー・アルメイダだった。「信じられない」というジャックに「彼の墓を掘り起こした」というルネたん。DNA検査の結果はトニー・アルメイダではないことを示していたと。「見たくないならそれでもいい」と言い放ち、資料を置いてその場を立ち去るのだった。

 飛行機の管制システムにアクセスしようと試みる一団がいた。そしてそこのトップはトニー。CIPモジュールがうまく動作しないので、彼はレイサムのところに装置を持って行き直すように告げた。

 ホワイトハウスでは、ジュマ将軍による民族浄化と、それに対して軍事介入しているアメリカ政府を批判する番組が流れていた。大統領補佐官のイーサン・ケニンと話をしているテイラーの元に、ファースト・ジェントルマンであるヘンリーが現れてマスコミ対策の是非を問う。できるならお願いしたいという妻の返答に答える夫。夫婦は数ヵ月前にロジャーという息子を自殺で亡くしていた― 統合参謀本部は招集され、会議が始まろうといていた。

 CIP装置はレイサムの手で修理され、トニー達はノースイースト空港の管制システムに侵入することが可能になった。

 FBIではルネたんがジャックと改めて話をしていたが、ジャックはどうにも信じることができずにいた。何故? という言葉が頭の中を巡るだけ。その時、ノースイースト航空の管制から連絡があり、システムに侵入された可能性があるとのこと。今朝からの一連の事件はこれが目的だったということが分かった。ジャックは分析官であるショーンから、既にFBIが調べ上げていた情報を見ていった。
 統合参謀本部が揃ったホワイトハウスでは、ジュマ達を一掃すべく攻撃を仕掛ける会議が行われていた。すぐに実行するように言うテイラーだったが、難色を示す者もいた。その中、FBIからCIPファイアーウォールの件がテイラーに伝えられる。「これがサンガラへの軍事介入と関係があるなんてこと、ないわよね?」と鋭い大統領。だが真相は目下調査中で分からないというのが、テイラーに示された事実だった。

 ファースト・ジェントルマン、ヘンリーは息子の自殺がどうしても信じられず、探偵に密かに調査を行わせていた。その結果、息子の交際相手にどこからか大量の送金があったことが分かる。ヘンリーは直接彼女を問いただすことに決める。

 ショーンが出した六人のメンバーのファイルを全て見終わったジャックは、昔ジャックやトニーが使っていた調達屋が侵入の為のIDカードを用意したのではないかと推測し、その調達屋を確保しに行くことにする。ジャックが行くというのに対し反対したのはルネたんの上司、ラリー・モスだった。ルネたんはなんとかラリーを説得し、ジャックと共に調達屋・シェクターのもとへ向かうのだった。

 シェクターはジャックが来たことに驚くが、FBI捜査官つきなので安心して二人を部屋の中に通す。単刀直入にトニーはどこだと問い詰めても答えず、これ以上は弁護士が来てからだというシェクター。ジャックはハイパージャックタイムに入る前にルネたんにお伺いを立てるが、許可が出たので、シェクターの目にペンを突き刺そうとする。シェクターが観念して話そうとすると、彼は狙撃されてしまう。向かいのビルからだ。現場へ急行するFBI支援チーム。そこにジャックに電話がかかってくる。相手の声はまぎれもなくトニーだった。そして「関わるな」と言い、電話は切れた…

 ノースイースト管制センターでは飛行機との交信が完全不能となり、パニックに陥っていた。トニー達が完全に飛行機を操っていることが分かるFBIだがなす術がない。

 ジャックは狙撃犯のあまりに迅速な手口に、FBI内に内通者がいるとルネたんに告げる。信じられないルネたん。組む相手は選んだほうがいい、というジャックから銃を没収し、車に乗せるのだった。ビルはSWATが捜索を始めていた。

 トニーは管制センターの人物に電話をかけ、JFK空港の様子を見ろと告げる。すると二台の飛行機が正に正面衝突しようとしていた。が、トニー側が警告を発し、片方の飛行機が上昇することでニアミスに終わった。「次はマジでやるぞ」とトニーが言うと電話は切れた。

 エマーソンという人物がトニーの元を訪れる。そしてCIP装置のテストは成功したと聞かされ、装置を受け取る。次の仕事は? と問うトニーに、分かり次第教えると答えるエマーソンは密かにトニーを恐れてもいた。
 ホワイトハウスでは、サンガラの前首相だったウレ・マトボとテイラーが会談していた。マトボは国内にいては殺されてしまう為、アメリカに逃げてテイラーと協力して事態を収束しようと動いていた。そこにJFKの一件が飛び込んできて、トニーのことも大統領に伝わる。

 シェクターを狙撃したトニーの仲間は、徐々に狭まるSWATの包囲網になす術がなく、トニーに助けを求めた。トニーはすぐに人をやり、FBIの扮装をさせ、建物から出した。だが靴が違うということにジャックが気付き、ルネたんに密かに追跡してアジトを割り出そうともちかける。ルネたんはそれに乗り、二人は車で男を追い始めた。

 ジュマ将軍の腹心デュバクはアメリカにいた。そしてCIP装置と万が一の時のために連れられてきたレイサムを引き受ける。

 イーサンの元に、ヘンリーの護衛官である男から電話がかかってくる。今どこにいるんだと問い詰めるイーサンに、護衛官は真実を述べる。次から次へと起こる問題に、うんざりするイーサンだった。

 FBI本部のモスはビル捜索の結果が出なかったことを聞かされていた。同時に、ジャックとルネたんが一緒にいなくなったことも告げられる。言わんこっちゃない! と怒りに震えるモスだった。すぐにルネたんに電話をかける。ジャックは出ない方がいいというがルネたんは電話に出る。適当に嘘をつき、電話を切ったルネたんは不機嫌になるが、ジャックはあまり意に介さなかった。

 失意のモスは分析官ジャニスに、ルネたんの居所を無線機から割り出せと告げる。「わかりやすい人(=ルネたんにぞっこんなのね)」と思いながらも、ジャニスは命令に従う。

 最早真実追求の鬼と化したヘンリーは、息子の彼女サマンサに会っていた。サマンサはお金の出所は違う理由だと説明するが信じないヘンリー。途方に暮れるサマンサだった。

 ルネたんとジャックが追う狙撃犯は港に車を止めていた。連携プレーで狙撃犯を拘束するジャック。お手製(布を巻きつけただけ☆)サイレンサーで防犯カメラを撃ち、船内に潜入。だが証拠は消された後だった。逃げるトニーを拘束するジャック。何があった!? という問いに、トニーが答えることはなかった―
 テイラー大統領のもとに、ついにデュバク大佐からCIP装置はこちらの手の内にある、利用されたくなかったら軍事介入をやめろという脅迫が届く。

 FBIでは連行されてきたトニーの尋問の準備が進められる。ルネたんはジャニスに内通者がいる可能性を告げ、なんとか突き止められないか頼む。セキュリティレベルが引き上げられ、文句を垂れるショーンに仕事は山ほどある、と言い放つジャニスだった。

 エマーソンはボスであるニコルズに、トニーが拘束されたことを告げる。がニコルズは切り捨てる姿勢を見せる。トニーを良く知るエマーソンは見捨てるなどありえなかった。そこにディバクがやってきてやり方が生ぬるいんじゃないかと文句垂れるが、ニコルズがあっさりとあしらうのだった。

 デュバクとトニーが繋がっていることがわかり、ジャックはトニーと二人きりで対峙する。ジャックの性格を誰よりもよく知っているトニーは簡単にジャックをキレさせる。めっきりお馴染みハイパージャックタイム、トニーの首根っこ掴んで壁に叩きつけるジャック。するとトニーは小さな声で「ディープスカイ」という単語を口にする。直後、モス達が介入してきてジャックは尋問室から出される。

 尋問室から出たジャックは携帯でとある番号にかける。先程トニーが口にした単語は、CTUの緊急回線を示す単語だったのだ。電話の相手は声を変えており、誰か分からない。ジャックは自分のことを名乗り、トニーからこのことを知らされたことを告げる。すると電話の相手は変換機を外し、自らの声で喋った。「ジャック、私だ。ビル・ブキャナンだ」ビルは一方的にジャックからトニー拘束などの情報を聞きだすと「安全な回線でかけ直す」と告げ、一方的に電話を切ってしまう。
 ビル・ブキャナンと共に一緒にいたのはクロエ・オブライエンだった。彼女が使う為のちょっとしたワークステーションも揃っている場所に二人はいた。ジャックに全部話すのか、と詰め寄るクロエに「トニーに潜入捜査を続けさせるためには仕方ないだろう」というブキャナンだった。

 一方ホワイトハウスに戻ったヘンリーは、イーサンから息子がインサイダー取引の疑いをかけられていたのだということを聞かされる。そしてそれを夫に告げないようにと指示したのは大統領だったのだと…。妻に秘密を持たれ、ショックを受けるヘンリーだった。

 テイラー大統領は、こうなった以上撤退するしかないのではと言われていた。宣誓した事実と、今起こっている現実をはかりにかけ、苦悩する大統領だった。
 今か今かと電話を待っていたジャックは、かかってきた電話に開口一番「ビル! 時間がない! 早く説明してくれ!」という。そしてトニーは潜入捜査をしているだけでテロリストではないと告げられる。そして政権内部に腐敗が広がっていて、それを何とかできるのは自分達しかいないのだとビルは言う。クロエとも話すジャック。「テレビ映りはよかったですよ」と公聴会の感想(?)を言う。ビルはジャックに、トニー脱出に力を貸すように頼むのだった…。

 ヘンリーは自分のオフィスで、妻に隠し事をされてたことについて仕方のないことだと考えていた。そこに電話がかかってくる。相手は息子の彼女、先程思いっきり叱咤した相手サマンサだった。彼女は息子さんは殺されたのです、会えますかという。勿論だと答えるヘンリーだった。

 FBIではモスがトニーの尋問を行っていた。もっと強硬な策に出ないと、訓練された元捜査官であるトニーは口を割らないのではないかと告げるルネたんに、ジャックを追い出す手続きをしろと命令するモスだった。

 ジャニスがルネたんに内通者を見つけたかも、と朗報を持ってくる。ユーザーを特定したら教えてくれとジャニスに告げ、心苦しいがジャックの退館の手続きを取るルネたんだった。

 サーバ室で内通者を調査するジャニス。そしてそれがショーンであることを突き止める。が、見事なタイミングでサーバ室に現れるショーン。スパイだとという問いに、妻が乗っている飛行機が心配だったんだ、と告げるショーン。ジャニスはうっかり内通者のことを話してしまう。ショーンこそが本当の内通者であるとも知らずに…
 FBIでは手続きを終えたルネたんがジャックのところにやってきていた。ジャックは電話をイヤホンマイクに繋ぎ、クロエと事前に話をしておいた。そして何気ない素振りを見せた隙にルネたんを締め上げ、お約束「力を抜け」と言って落とし、銃とIDカードを奪って部屋から出るのだった。
 尋問室に行き、モスと警備員に銃を捨てるよう言うジャック。仕方なく従う二人をジャックとトニーが気絶させた。ビルからだいたいの話は聞いた、クロエの誘導で出るから俺についてこい、というと「分かりました」と従順に答えるトニーだった。

 クロエはFBIのシステムに侵入して監視カメラの映像を偽造したりしていた。だがそのことにジャニスが気付き、「締め出してやる」と腕を振るう。一方締め出された側のクロエも「だんだんムカついてきました」と言い再侵入を試みる。FBI分析官vs元CTU分析官の戦い。同時に尋問室でラリーと警備員が倒れていることをジャニスは知り、緊急警報も鳴らすのだった。

 再侵入に成功したクロエの誘導で駐車場の屋上に出るジャックとトニー。ビルが迎えに来るという。だがそこへFBI達の人員が迫る。ジャックはトニーに先に行けと言い、トニーは先に逃亡。ジャックはそこにあった車を例によって窓割り→内装壊し→配線バチッ! でエンジンスタートさせ、車ごと外に脱出するっていうか外にあった車に突っ込む。怪我もなく、トニーに援護されながらビルが乗ってきたバンに乗り込み、二人は逃げるのだった。
モスとルネたんは悔しがるしか術がなかった。

 クロエが交通局のカメラなどに侵入しまくってビルのバンを隠し続けて、逃走するビル達。モスのところにはホワイトハウスから直電が来ており、テイラーとイーサンがモスから事情を聞く。唯一の手掛かりは今怪我をして治療を受けている狙撃手だけ…FBIはあてにならない、と言うイーサン。そして撤退の進言をするが、テイラーは聞き入れなかった…。

 ビルの「隠れ家」に到着するジャックとトニー。「CTUだと思ってくれればいい」とビルは言う。クロエとも再会を果たすジャック。そしてトニーに真相を教えろと迫るのだった。
 トニー曰く、十分程心肺停止状態にあったらしい。らしいと答えたのはエマーソンに聞かされたからだとも言う。エマーソンは民間の軍事業者で、顧客に見合った人物をスカウトして仕事をさせる者だった。そして今回の任務には非常に特殊な条件があったという。それは「政府組織で働いていた経験を持ち、政府を憎んでいる者」ミッシェルが殺されたことで、トニーは見事この条件に合致したのだった。
 トニーは当初は本気で政府を恨んで仕事をしていたという。だがCIP装置の件についてはやりすぎだと考え、自らの身の振り方を考え直したのだという。何故捜査当局に連絡しなかったと問うジャックに、エマーソンの顧客がデュバクだったからだ、と言うビル。そして彼の協力者が政府内にいる。どのくらいの規模かも分からないため、トニーはビルに相談してきた、というのが真相だったのだ。

 そしてトニーをどうやって潜入捜査に復帰させるかが問題となったが、何のことはない、ジャックを使えばいいのだ。政府組織で働いた経験があり、政府を憎んでいる者― 裏付けは十分すぎるほどあった。ジャックは少しでも疑わしいところがあったら捜査機関に突き出す、と言い、異論は誰からも出なかった。
 トニーはエマーソンと連絡を取り、海外に逃がすという条件でジャックを仲間に引き入れたという。エマーソンはすぐには信じなかったが、とりあえず連れて来いという。賽は投げられた。

 狙撃者タナーの意識が戻ったとジャニスがルネたんに報告する。そしてワシントン・D・Cでも二番目に大きい法律事務所の弁護士を読んだことも聞かされる。慌ててジャニスを連れてFBIを出るルネたんだった。

 エマーソンからなんとか信頼を得て、仲間になることに成功するジャック。そして次の任務はサンガラの元首相マトボを拉致してデュバクに引き渡すことだった。

 サマンサと会ったヘンリーは事実を知らされる。今回のサンガラの件で、利益を得る政府内の人間がいること、息子はその真相に迫ったために自殺に見せかけて殺されたこと…サマンサはここに全ての証拠があるといってメモリーカードを渡す。その様子を、ヘンリーの護衛官は遠くの橋から双眼鏡で見ていた。汚染は、シークレット・サービスにまで広がっていたのだ。
 狙撃手タナーのいる病院につくなりハイパールネたんタイム。呼吸器のチューブをガン握り! ジャニスは弁護士の足止めをしようとするが不成功に終わる。が、弁護士が病室についた時にはルネたんは必要な情報を既に得ていた。段々とジャック色に染まっていくルネたんだった。

 ルネたんが得た情報から、サンガラ元首相マトボが襲われるという情報がFBI経由で公邸にもたらされた。機転をきかせてマトボとその妻をシェルターに逃がす公邸の部下。シェルターは完全防備で、中からしか開けられない。しかもFBIがこの襲撃を嗅ぎつけたことに気付いたエマーソンの部下達は撤退しようと言い出す。だがジャックは「いい手がある」と言い、「家庭用品で作れる猛毒ガス」を作り、通気口からシェルターの中へ流した。マトボは死ぬ覚悟だったが、その妻が耐えきれず中からシェルターを開けた。かくしてエマーソン一味はマトボ夫妻を拉致することに成功した。

 そこへルネたん登場。もあっさり見つかり、拘束される。ジャックに騙された(と思い込んでいる)ルネたんは怒りを隠せない。殺そうというエマーソンに対し、ジャックとトニーが反対したのでルネたんは拉致されることに。  
 FBIのモスもSWATからその事実を聞かされ、もう気が気ではないのだった。

 サマンサから貰ったデータの解読を友人ができると護衛官が言うので、その友人の家へ赴くヘンリー。だがそれは嘘で、部屋はサマンサの部屋だった。殺されそうになるヘンリー。筋書きは、サマンサと口論になりサマンサがヘンリーを殺害、ヘンリーは自殺というものだった…
 エマーソンはニコルズの命令によってルネたんを殺すことにし、ジャックに実行させる。耳元で「俺を信じれば生き残れる」と言い、ルネたんの首を撃ち抜くジャック。そして身体を穴の中に蹴飛ばして落とす。仰向けになったルネたんはわけがわからないという風に目を開けていた。ジャックは首をかすめるように撃っただけだったのだ。そしてルネたんがビニールの上から土をかぶせられていることに気付いた時には、もう視界は真っ暗になっていた。

 ビルのバンが、先程ルネたんが埋められた現場に到着する。すぐさま土をどけるが、ルネたんは息をしていない。アドレナリン注射で蘇生したルネたんはビルからジャックから連絡を受け助けに来たのだと聞かされた。

 ニコルズとの取引現場に到着するも、まだジャックを信用できないエマーソンはジャックに銃口を突き付けてトニーに問う。二択を迫られるトニー。CTUでさんざ世話になったジャック、何もかも失った時に助けてくれたエマーソン…だがエマーソンが引き金を引こうとしているのに気付き、トニーはエマーソンを撃った。

 作戦に協力してもらうために、拉致ったマトボを説得するジャック。マトボはにわかには信じようとはしなかった。

 一方デュバクは取引現場に赴くニコルズに、エマーソンを手下もろとも始末しろと命令する。トニーはFBIにつかまったから危険、一度「汚染」された人間は信用ならないというのがデュバクの考えだった。

 ホワイトハウスではイーサンが今一度思いのたけをぶつける。撤退しては、と。だがテイラーの意見は変わらなかった。

 エマーソンは死んではいなかったが、もう死にかけていた。一線を越えたあんたを許せなかった、すまないというトニーにエマーソンは「地獄に堕ちろ」と言った。

 ホワイトハウスのテイラーの元に直電が入る。デュバクからだ。窓から外を見てみろ、と言われ見てみると、上空で飛行機同士がぶつかって爆発を起こしていた―
 大統領は会議をすることに決める。しかしその会議も結局はテイラーの意見表明の場となったに過ぎず、官僚が一人その場を立ち去った。(=辞任した)

 サマンサの自宅で動けなくなる薬を盛られたヘンリーは、護衛官が家に戻ってきたサマンサをめった刺しにする一部始終を目撃する。そしてサマンサは死亡。

 マトボ夫妻に発信器をしかけ、ジャック達はニコルズを待った。だがニコルズを待ちうけていたのはトニー一人だった。「独り占めした方がいいと思いましてね」
 そこでニコルズのボディガードが発砲しようとしたのを機に、二階に隠れていたジャックが狙撃、銃撃戦となる。ニコルズはマトボ夫妻を車に乗せ、立ち去る。

 ヘンリー自殺の用意をする護衛官に、薬が切れ始めていたヘンリーは抵抗する。ロフトになっている二階から二人は落下。護衛官が下にいたため、ヘンリーは死なずに済んだ。

 ホワイトハウスでは、イーサンがもうこうなったら夫に説得してもらうしかないと、ヘンリーの護衛官の携帯に電話をかけていた。しかし彼が出る筈はなかった。もう死んでいるのだから。
 FBIのジャニスはCIP装置から特定のコードが送られていることに気付き、それを辿れば標的が分かるかもとモスに許可を得て捜査をしていた。するとボイド・ケミカル社という殺虫剤を作っている会社を引き当てる。ジャニスは急いで責任者に連絡を取り、既にトラブルが起こっていることを知る。そして全員を避難させろという。

 マトボにつけた発信機を追って、とあるビルに辿りつくジャック達。クロエの誘導に従って換気ダクトから中を探ると、デュバク達の姿を認めることができた。

 ジャニスは責任者と電話で話をして、手動でなんとかする方法を取ろうとしていた。

 デュバクの手下が、監視カメラにジャックとトニーが写っていた、二十分前のことだとデュバクに告げる。既にすぐそこまで迫ってきていると気付いたデュバクはCIPモジュールを外して逃走を試みる。それに気付いたジャック達はC4で壁を爆破して強行突破、銃撃戦となる。デュバクはいち早く逃走、CIPモジュールは破壊され、マトボは無事救出された。だがレイサムは爆弾を仕掛けられ自爆した。

 ジャニスは責任者にCIPからのハッキングが止んだことを告げ、すぐにその部屋から撤退するように告げる。しかし責任者は部屋に充満されたガスに犯され、身体ひとつ動かす事ができなかった―

 マトボ夫妻をホワイトハウスに護送することになるが、トニーは残るという。過去に犯罪を繰り返してきたため、逮捕されてしまうからだ。他の線から手掛かりを追うとトニーは言い、ジャック達と別れるのだった。

 デュバクにはマリカという恋人がいたが、マリカはデュバクの本名は勿論、本業も知らないでいた。

 ホワイトハウスに到着したジャック達とマトボは、テイラーに事情を説明する。既にシークレット・サービスの護衛官の死体も発見されていたため、内通者がいるという証拠も出ていた。しかしその最中にデュバクから直電があり、ヘンリーを使って脅しをかける。危うく指を切り落とされそうになるヘンリー。通話後、それでも屈するわけにはいかないと言うテイラーに、ジャックはヘンリー救出を申し出る。
 といっても、手掛かりを得るには情報が必要だ。ルネたんはモスに電話をかけ、自分が生きていることは伏せること、FBI内に内通者がいることを説明してからテイラーを殺そうとした護衛官の通話記録を調べてくれと頼むが、モスは直接会って話がしたいという。承諾するルネたん。

 モスと再会するルネたん(とジャック)。モスは既に調べた証拠を持ってきており、護衛官がフォスラーなる人物と頻繁に連絡を取っていたことを告げる。しかも彼は元特殊部隊でサンガラにいたこともあるという。そう簡単に口を割らないと判断したジャックは、ルネをフォスターの自宅に向かわせ、モスと自分はフォスターを探す事にする。当然反対するモスだったが、「大統領に言い訳して任務を降りるか、やるか選べ」と言われ、その場を立ち去るルネたんだった。
 マリカには車椅子(薬物摂取の後遺症)の姉、ローザがいた。ローザはマリカの恋人のことを信用しておらず、密かに調べていたがその事実を妹に告げることはできなかった…

 フォスラーの家についたルネたんは葛藤しながらも、妻を手錠で拘束した。

 フォスラーを見つけたジャックはヘンリーの居場所を聞き出すが、案の定吐こうとしない。予定通り電話を取り出してルネたんに妻子を痛めつけさせる(実際ルネたんはそう見せかけるだけにする)そしてフォスラーはヘンリーの居所を吐くが、ジャックに応戦してきたため格闘に。結果フォスラーは死んだ。

 一方ホワイトハウスでは、マトボを引き渡す際に替え玉を使って時間稼ぎをする作戦を練っていた。そこへヘンリーの居場所が分かったとの連絡が入る。

 マトボ引き渡しの現場に替え玉が到着した。撤退するように命じたが、車はロケットランチャーにより破壊されてしまった…頼みの綱はモスとジャック達のみになってしまった。

 ジャックとルネたんはヘンリーの監禁場所に襲撃するが、ヘンリーが撃たれてしまう。デュバクがいなかったことから、現場を調べることにする二人。

 ホワイトハウスに報告が入る。ヘンリーが被弾したと聞き、病院へ向かうというテイラー。イーサンは反対するが、ビルが護衛を申し出る。それからホワイトハウスの職員を調べる権限、クロエをFBIに入管させることを要求する。テイラーは承諾し、病院へ向かうのだった。

 一方デュバクはマリカのところへ行き、一緒に国外へ行こうと持ちかける。後から姉も呼ぶと。あまりに唐突な話で混乱するマリカだったが、最後には承諾するのだった。

 モリスに車でFBIに送ってもらうクロエ。息子・プレスコットに手を振って、彼女はFBIに入っていった。

 デュバクはとある男から、逃走のための書類を受け取っていた。そしてこうも言った。自分が死んだ場合は、今回の事件に加担している内通者の名前全員が明らかにされると…

 現場に残されたPDAから不審な住所を割り出したジャックは、ルネたんと共にそこへ向かう。そこはマリカの自宅だった…。おりしも国外へ出る準備をしていたマリカとそれに反対するローザは、「デュバクはどこだ!?」と聞かれても何のことか分からない。携帯で画像を見せられてもシラを切ろうとするマリカだったが、ローザが真実を話した。

 病院についたテイラーは短いながらもヘンリーと会話ができた。息子は自殺じゃなかったこと、そしてヘンリーは正しかったことを告げるテイラー。そしてビルに、娘のオリヴィアを探して連れて来てくれと頼む。

 恋人の正体を聞かされたマリカはすっかりショックを受けてしまう。そこへデュバクから電話が入り、迎えの車を寄越すからと伝えられる。ジャックは、尾行するから同行してくれないかとマリカに頼む。ローザは反対するが、マリカはやると答える。

 オリヴィアのもとに、アーロン・ピアースが現れる。そして父ヘンリーが被弾し、手術中であることを告げる。母とは折り合いが悪いオリヴィアだったが、父のことは好きだったためショックを受けつつも、アーロンに付き添われていくオリヴィア。

 クロエの誘導でマリカの車を追跡するジャックとルネたん。ところがDC警察に包囲されてしまう。FBIの内通者、ショーンの仕業だった。そしてデュバクが死ねば、内通者全員の名が明らかになるということも知らされる。

 マリカはデュバクと会う。デュバクはマリカの携帯を破壊し、ついてきてくれと懇願する。葛藤の末、承諾するマリカだった。

 一方マリカの携帯の信号が追跡できなくなったクロエは追跡不能になった場所の交通カメラから、車に乗り込む三人を確認し、ジャックに連絡を入れた。マリカが生きていると知り安堵するルネたん。

 追跡に気付いたデュバクは振りきれと運転手に命令する。急にスピードを上げた車に、気付かれたと判断したジャックは必死に車を追うが、他の車にぶつかって事故になってしまう。
 それを車内から見ていたマリカは、運転手の目を手でふさぐ。デュバクがそれをやめさせようとし、車内でもみ合っているうちにこちらの車も事故を起こす。

 デュバクは意識不明の重体、そしてマリカは車に挟まれて動けない状態だった。姉と約束したのだから絶対助けると苦闘するルネたんにガソリンに引火するから離れろというジャック。「手伝わないなら下がってて!」ジャックも手伝い、マリカをなんとか車外に出すが、彼女の心臓は動いていなかった―
 デュバクの言っていた「陰謀に加担した全員の名前が割れる」というのは、デュバク自身の身体に埋め込まれたメモリーカードのことだった。それを取り出すことに成功したジャック。そしてそれをDC警察のヘリのパイロットに渡し「必ずモス捜査官本人に手渡せ」と伝えるジャック。

 ショーンは不倫相手で、今回の件を手伝わせているエリカに、リストのメモリーカードが届いたら全システムをシャットダウンさせるように頼む。動揺していたエリカだったが、なんとか持ち直し承諾するのだった。

 そしてシャットダウンは実行された。メモリーカードは一度データをDLすると二度と使えなくなる。内通者の存在に気付いたモスはサーバ室に急行する。
 ショーンはエリカに良くやったと言い、彼女を撃つ。そして自分の腕も撃ち、やってきたモスに「正当防衛だ」と訴える。後からやってきたクロエがサーバのマシンを使い始める。しかしデータは消えてしまった。
 内通者はエリカということになり、リストは消えた。ほくそ笑むショーン。モスと会話をしている最中に、モスの携帯にクロエから電話がかかってくる。バックアップが残っているというのだ。それを聞いたショーンは逃亡を図ろうとするが、捕まるのだった。

 デュバクが運び込まれた病院にローザがやってくる。真実と、彼女の遺留品を渡すルネたん。守るって言ったじゃないか、と叱咤され、返す言葉もない。そこへジャックがやってきて淡々と状況報告をするもんだからキレたルネたんは「奥さんが殺された時も今いたいに平然としていられたわけ!?」とジャックを挑発する。「何を言わせたい!?」
「あなたに感情があるのか、私と同じ痛みを感じているのか知りたい!」といってジャックを叩くルネたん。しまいには泣き崩れ、ジャックに身体を預ける。ジャックは言う「大丈夫。痛みは薄れる。時間はかかるが、受け入れられるようになる」と―

 ホワイトハウスでは、オリヴィアがテイラーから事情の説明を聞いていた。そしてショックを受ける。

 ビルはテイラーにリストが見つかり、FBIの内通者二名が特定できたと報告する。そしてその代わり、ジャックのことに対してメイヤー議員と話をしてもらいたいともちかけた。大統領は考えてみるとだけ答えた。

 国会議事堂の正面の公園の階段に腰掛けて物思いにふけっていたジャックのところに、トニーが現れる。そして第二のテロがジュマによって十九時丁度に行われるという。手掛かりはメイヤー議員の第一秘書のライアン・バーネット。メイヤーは関わっていないのかと聞くジャックに関わっていないのは真実だと答えるトニー。そして「あなたの力が必要です」と言って立ち去るのだった。
 デュバクはジュマの手下によって病院内で殺された。その事実を知り、一体どうして…と思うルネたん。

 ジュマはアメリカに来ていた。しかもワシントン・D・Cに。デュバクの息子も来ており、父から連絡がないと訴える息子に、そのうち来るだろうと言うジュマ。しかし連絡は二度と来ない筈だった。

 クロエのもとにジャックから電話が入る。第二のテロが起こること、そして内通者リストの名前からライアン・バーネットを消去して欲しいということを言われる。迷うクロエだったが、ジャックの為、とリストから名前を削除した。FBIはモスの指揮により、一斉検挙の準備を始めていた―

 ホワイトハウスのビルの元に、スーツ姿でジャックが現れる。そして銃をビルに突き付けて、ライアン・バーネットはどこだと聞く。事情を聞くまで話さない、というビルに事情を話すジャック。ビルはジャックが尋問をしようとしていることに気付き、反対するが、手錠で拘束された上に気絶させられてしまう。ジャックは勝手に端末で訪問者リストを調べた。

 病院のルネたんはモスにデュバクは死んだが、殺された可能性が高いことを告げる。そしてその線を追うと告げる。病院の警備員は犯人とおぼしき者の写真と、車のナンバーを見せてくれた。ジャックの手を借りずとも、自分でなんとかしてみせる、と思うルネたんだった。

 クロエがリストからライアンの名前を削除したことをジャニスが突き止め、クロエは拘束されてしまう。だが同時期に、ジャックはホワイトハウスから帰ろうとしていたライアン・バーネットと対峙していた。電撃銃でダメージを与えつつ責め立てるがなかなか口を割らないライアン。そこへ、FBIからジャックが尋問を行っている可能性が高いと連絡を受けたテイラーから内線がかかってくる。電話に電撃銃を当ててショートさせた瞬間、部屋に兵士がなだれ込んできた。メイヤー議員と口論になるジャック。「そういうあなたは臆病者だ!! 本当の悪から目を背け、それと闘う意思も力もない!」

 車のナンバーから所有者を確かめ、現地に向かったルネたん。そこには多数の武装した兵士と、ジュマがいた。急いでその事実をモスに連絡するルネたん。そして川から発進した船に飛び乗った。
 船の中の会話を盗み聞き、なんとか標的をつきとめようとするルネたん。だがテロリスト達は潜水装備をつけて水中に行ってしまった。デュバクの息子が見張りとして残った船内の地図を見ると、それがホワイトハウスであることが明らかになった! と、そこでデュバクの息子に見つかり、ルネたんは再度川に飛び込んで逃げる。敵は小型ボートで追いかけてくる。必死に逃げるルネたん。

 テロリスト達はとある地点に来ると壁をドリルで壊して中に潜入する。そして水中防具を脱ぎ棄てる。後もう少しだとほくそ笑むジュマだった。

 拘束されているジャックは、ビルにライアンを尋問するよう頼む。だがビルは尋問は専門外だとして断る。食い下がるジャックの言葉に、無理なんだと思いながらその場を立ち去るビルだった。
 ジュマはホワイトハウスの内通者の手を借りて、ついにホワイトハウス内に侵入した。

 逃走するルネたんはデュバクの息子に見つかり、銃をつきつけられる。ルネたんはあなたのお父さんはジュマに殺されたのだ、と告げるが息子は信じようとしない。そして首を絞められるルネたん。死ぬのか― その時、銃弾がデュバクの息子に当たった。モスだった。
 司法長官の元へ引き渡されそうとするジャックに付き添うビルの元に、ホワイトハウスが標的だという電話がかかってくる。ジャックはビルに頼まれて協力することになる。

 大統領は急いで避難することになり、オリヴィアにはアーロンがついていた。大統領はなんとか避難室についたが、ジャックはアーロンに「三十秒以内に君達が来なければ、ドアを閉める」と告げた。
 しかしそこで襲撃に合い、ジャックは大統領と避難室に入った。アーロンに連絡を取るも、敵に捕まったのだろう、通信不能だった。

 ジュマは撤退しないと大統領を殺す、と嘘をついて護衛官や兵士達を人質として集める。アーロンとオリヴィアは隠れたままで、どうにもならない状況だった。
 FBIのルネたんとモスはホワイトハウスの近くに到着していた。
 避難室のジャックは、ジュマ達が電子ロックをハッキングして開けようとしていることに気付き、電気コードを使って電子パネルをショートさせた。

 ジョナス・ホッジスなる人物が、ジュマから電話を受けていた。手詰まりになったと。ホッジスは自分の協力があったからこそ君はそこにいられるのだ、そっちも誠意を見せて欲しいと言う。激昂するジュマに、ホッジスはホワイトハウス内にテイラーの娘がいることを示唆する。するとジュマは「積み荷は予定通り届くだろう」というのだった。

 逃げ続けるアーロンとオリヴィアだったが、アーロンは肩に被弾、オリヴィアは捕まり、避難室にいる大統領に拷問する様を見せつけられる羽目になる。ジャックの制止を振り切って、テイラーはドアを開けた。

 ジュマと対峙するテイラー。態度が変わらない大統領に、ジュマは平手打ちを放ったのだった。

 どうも選挙運動中に何かがあって、スタッフから外されたらしいオリヴィアは母に今までのことを謝る。テイラーはとっくに許している、と告げる。そして娘から母は引き離されていくのだった。

 ジャックは避難室にいる間に、ガスボンベのバルブを開けておいたという。銃弾一発撃ち込めば、爆発が起こる。それに乗じて大統領を助ける、大統領にも話はしてある、とビルに話す。ビルはそれでは自殺行為だと言うが、ジャックはそれしか方法がないという。こそこそ話す二人の会話をメイヤーが聞きたがるがジャックは内心「うるせえなこの野郎殺すぞ」と思いながら(たぶん)、適当にごまかすのだった。

 テイラーはジュマから渡された声明文を読まされた。インターネットでそれは配信されていた。

 ビルはジャックに言った。まだこれで終わりではないと。ジュマが電話で誰かと話すのを聞いたから、これが終わっても大統領は安全ではない、彼女を守れるのは君だけだ、と言うとビルは避難室に駆け込み、兵士が追ってくるのを見計らって天井に発砲した。大爆発が起こる。((ファイナルも含めて)CTU史上おそらく一番まともな支部長であった)ビル・ブキャナン死亡。合掌。

 ジュマは避難室の側にいたにも関わらず死んではいなかった。銃を抜こうとしたので、ジャックは弾が亡くなるまでジュマを撃った。

 そして避難室内のビルを見て、頭を抱えて座り込んでしまった…。それを見て、お悔やみの言葉をかけるルネたん。「俺だったんだ」という言葉を聞いて、本当はジャックがこうなる運命だったことを知るルネたん。そして、ビルがまだ終わってないと言ったことも聞く。
 唯一の手掛かりと言えるのはメイヤーの第一秘書ライアンだ。尋問の続きをさせると思いこませれば口を割らせることができるからやらせてくれ、とモスに訴えるもあっさりと却下。ルネたんはイーサン経由でモスに「命令」させたのだった。
 それがモスの知れるところとなり、モスは命令を聞かない部下はいらん、とルネたんを無期限の停職処分にするのだった。

「スタークウッド」の作戦本部でホッジスは標的について話を聞いていた。同時に、ライアンをジャックが尋問することになったことも告げられる。しかし既に刺客を送ってあるという報告に安堵するのだった。

 イーサンはテイラーに頼まれたので、オリヴィアに特別顧問に就任して欲しい旨を告げる。だがオリヴィアの口から出たのは、優秀な大統領補佐官がいたらこうはならなかった、あなたをひきずり下ろすと言う驚愕モノの
言葉だった。

 ハイパージャックタイムが始まろうとしていた。ライアンは案の定おびえ切っており、何でも話すからと言う。お楽しみはこれから(ウソだけど)、という時に、部屋にガスボンベが放たれる。ジャックは動けなくなり、入ってきた刺客はガラス片をジャックに握らせ、それでライアンの首をかき切った。

 動けるようになったジャックは刺客を追って天井裏に上った。モス達が突入した時には既にジャックはおらず、ライアンは死んでいた。当然ジャックは容疑者扱いされ、手配がされるのだった。ジャックは警備室から監視カメラの画像が入っているDVDを抜き出して逃走、モスに直電する。事情を話すが、既にパトカーが到着する。また追われる身となるジャックだった。
 逃げ込んだ駐車場で、ジャックはノートPCが入っている車を発見、これ幸いと肘でガラス割り、内装壊し、配線バチッ! っでエンジン起動させると車で逃走した。

 退職手続きをしているルネたんの元にジャックから電話が入る。ライアンを殺した人物照会をしてほしいと。最初は渋るルネたんだったが、協力することにする。
 ジャックの送ってきた画像(DVDから抜き出した)で見元は割れた。スタークウッドという、防衛コンサルタントからPMCに鞍替えした会社に所属する者だと。そしてルネたんはメイヤー議員が何か知ってるかもしれないという。メイヤーはCTU解体後、他の組織を調査していてその対象がスタークウッドだったというのだ。スタークウッドは官僚へ多額の見返り金を支払っていたとみえ、メイヤーはスタークウッドを廃業に追い込むような証拠を持っているようだ、と。すぐに住所を送ってくれと言うジャックに迷いもなくイエスと答えるルネたんだった。

 その情報を送り終わった正にその時、モスが現れる。ルネたんは何でもないように対応するが、モスはジャックに協力しているとふんでルネたんの携帯の通話記録を調べさせる。ジャックが盗んだとおぼしき携帯にかけている証拠があがったため、ルネたんは手錠をかけられて拘留させられる羽目に。

-ここまでが無料配布本の内容です。後半は11/7 17:00公開予定です-

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